①据置期間部分←貸付金額 ③分割返済部分②据置金額部分保証期間 →①返済方法が一括返済(月単位の場合)は、次の計算によります。(計算例)②返済方法が均等分割返済(月単位の場合)は、次の計算によります。(計算例)③最終返済日が確定している当座貸越根保証等(日単位)の場合は、次の計算によります。保証料額=貸付金額×信用保証料率×保証期間(日)/365(計算例)④「据置期間」、「据置金額」、「分割返済」がある場合は、次の計算によります。(計算例) 信用保証料は貸付金額、保証期間、保証料率、分割係数に基づき、一定の計算式により算出されます。 なお、保証期間は、最終返済日が確定している保証(根保証等)は「日単位」、それ以外の保証は「月単位」で算出します。 算出された保証料に円未満の端数が生じたときは切り捨てます。また、保証料を複数の計算式により算出し合算する場合も、それぞれ円未満の端数を切り捨てたうえ、合算します。 保証料の算出は右のイメージ図のとおりとなります。①据置期間部分… 融資実行から第1回返済月までのうち、元金返済が猶予されているとみなされる期間に対する保証料です。 信用保証書に記載された返済方法が「7か月目から◯◯か月目まで1か月毎…」と記載されている場合、据置期間は7 か月-1か月=6か月となります。満期一括返済の場合は、「据置期間部分」のみとして考えます。②据置金額部分… 「最終回返済額」が、「最終回の直前回の返済額」の2倍を超える場合に計算される保証料です。 「最終回返済額」から「最終回の直前回の返済額」を差し引いた金額が「据置金額」となり、保証期間全体から据置期間を差し引いた期間が計算の対象期間となります。③分割返済部分… 「据置期間部分」と「据置金額部分」を除いた、元金返済が行われているとみなされる期間に対する保証料です。貸付金額から据置金額を差し引いた金額が計算の基礎額となり、保証期間から据置期間を差し引いた期間が計算の対象期間となります。 また、「分割返済部分」は以下の〈分割係数表〉のとおり、返済回数と返済方法に応じた分割係数を掛け合わせます。分割係数(正式名称:分割返済回数別係数)とは、分割返済による返済の進捗を考慮した掛け目のことであり、信用保証貸付残高の減少に対応するように設定されているものです。〈分割係数表〉保証料額=貸付金額×信用保証料率×保証期間(月)/12保証料額=貸付金額×信用保証料率×分割係数×保証期間(月)/12保証料額=①据置期間部分+②据置金額部分+③分割返済部分分割返済回数 2回以上 6回以下 7回以上 12回以下13回以上 24回以下25回以上 貸付金額 12,000千円 信用保証料率 1.15% 保証期間24か月12,000千円×1.15%×24/12=276,000円貸付金額 12,000千円 信用保証料率 1.15% 保証期間60か月返済方法 1か月目から60か月目まで1か月ごと200千円返済均等分割係数 0.5512,000千円×1.15%×0.55×60/12=379,500円当座貸越根保証 極度額 12,000千円 信用保証料率 1.15%融資実行日(貸越契約日) 2023年11月6日期日(満了日) 2024年11月6日12,000千円×1.15%×365/365=138,000円貸付金額 12,000千円 信用保証料率 1.15% 保証期間60か月返済方法 7か月目から59か月目まで1か月ごと215千円返済 最終回605千円返済均等分割係数 0.55①据置期間部分…12,000千円×1.15%×6/12=69,000円②据置金額部分…(605千円-215千円)×1.15%×(60-6)/12=20,182円③分割返済部分…(12,000千円-390千円)×1.15%×0.55×(60-6)/12=330,449円 →①69,000円+②20,182円+③330,449円=419,631円均等分割係数0.7000.6500.6000.550不均等分割係数0.7700.7200.6600.610信用保証料の計算方法■信用保証料額について27
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